'実験地域"としての青森県における分布の類型化の試み
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
地理学における計量革命が,「革命」であったかどうかについては多くの議論がある。しかし,その本来の目的が地理学固有の理論の構築にあったとすれば,いまだ完成に至っているとは言いがたい。そのためのひとつの試みとして,筆者は分布の類型化を基礎とした「現象可能空間」の研究の深化が必要であると考える。このような観点から,「実験地域」としての青森県について,人口分布を例として分布の類型化を試みた。これにより日本のように地形的制約の大きい地域における制約の少ない「分布の類型化」がおこなえたと考える。
- 弘前大学の論文
著者
関連論文
- 北京の王府における清末以後の機能変化
- 北京皇城とその周辺地域のおける清末以後の機能変化
- 戦前の東北地方における都市システム
- 地域スケールと地域構造図
- 昭和初期における青森県の都市
- 非大都市圏における通勤流動に対するメッシュマップの適用 : 青森県津軽地域を例として
- 地理学における諸理論の統合
- 人文地理学における地域スケールと対象
- 地理学における地域区分
- 地理学における理論の再検討
- '実験地域"としての青森県における分布の類型化の試み
- 青森県におけるDIDの性格と変化
- 青森県における人口変動と都市システムとの関係
- 非大都市圏における通勤率算出のための新しい方法 : 青森県を例として
- 旧仙台藩領における明治前期の輻輳地