<原著>幼児教育科学生の体力及び体格の10年間の推移について(幼児教育科)

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概要

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足利短期大学では,1989年度以降毎年新入生を対象に体力診断テスト及び体格検査を実施してきている。足利短期大学研究紀要第10巻(1989)において,渡辺が発表した論文の中では,本学の学生と全国平均とを比較しているが,同年齢全国平均,短大全国平均に比して本学学生の体力はやや劣ると報告している。10年を経過した今日,足利短期大学の入学生の体格が目立ってよくなってきているように思われるが,どのくらいの推移が見られるのか,また,体力面においてもどの様に推移し同年齢全国平均と比べてどの位置に存在するのかを明らかにし,将来幼児教育者を目指す学生に対する指導の一助とするために考察を試みたのである。結果から,10年間で体格面においては身長体重共にプラスの推移が見られたが,体力面においてはばらつきが見られた。同年齢全国平均と比較すると体力面においては,筋力面は上回っているものの,他の項目においてはわずかではあるが下回っていた。
足利短期大学の論文
2001-01-18

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