日本南極探検隊(1910-1912年)に関するオーストラリアの新聞記事
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概要
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日本南極探検隊(隊長白瀬矗)の開南丸(船長野村直吉)は1910年11月から1912年6月までの南極航海中に, ニュージーランドのウェリントンに2回寄港し, オーストラリアのシドニーに長期滞在(1911年5月∿11月)した。この間の日本隊に関する現地の新聞記事30篇を筆者が以前本誌に紹介した(南極資料, 59,177,1977)。最近これを補完する新聞記事14篇を入手した : 1911年2月から翌年4月までに発行されたメルボルンのArgus紙の11篇とシドニーのSydney Morning Herald紙の3篇で, 記事の多くは日本隊のシドニー滞在中の消息を伝えたものである。
著者
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