昭和基地における観測ロケット計画(日本南極地域観測隊の報告)
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概要
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昭和基地におけるロケット観測計画は日本学術会議南極特別委員会が勧告し,国立科学博物館極地研究センターが実施に協力し,最終的に南極地域観測統合推進本部によって決定される.昭和基地のロケット発射場に1969年1月に建物3棟を建設した(コントロールセンター,レーダーテレメーター室,組立調整室).観測ロケットとしてS-160(最高高度約90km)とS-210(約120km)の2種が選定された.1970年1月には発射台,ランチャー,レーダー設備などの設置を完了し,2月にはS-160JA1,S-160JA2の2機の飛しように成功した.この際電子密度およびオゾン密度の分布を高さ約90kmまで測定した.1971年,1972年における上記2種のロケットによる観測計画も付記した.
- 国立極地研究所の論文
著者
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楠 宏
国立極地研究所
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川口 貞男
国立極地研究所
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村山 雅美
国立科学博物館極地研究センター
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楠 宏
国立科学博物館極地研究センター
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川口 貞男
国立科学博物館極地研究センター
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村山 雅美
国立極地研究所
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