抗腫瘍療法を見出す際の効率的な実験法(そのI) : 薬物, 放射線, 温熱併用療法の場合
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
1) 本研究は悪性腫瘍に対して薬物, 放射線, 温熱の併用療法を検討する際の実験の簡易化を目的として行ったものである。2) マウスsarcoma180腫瘍に対して, T-egafur製剤(フトラフールならびにユーエフテイ)と放射線, 温熱による種々併用療法を行った。3) 実験の簡易化のため, 各治療群の動物数が1匹と云う最少例数で行ったが, a)腫瘍移植時に各マウスの体重の幅を出来るだけ少なくした集団を用いたこと, b)治療開始時に各マウスの腫瘍サイズの幅を出来るだけ小さくした集団に絞ったこと等でこれまで報告された臨床成績と良く一致した結果が得られた。
- 九州大学の論文
- 1986-02-28
著者
関連論文
- リポソームの血中クリアランスに及ぼす粒子径の影響
- Double Fluorescent Labeling Method Used for a Study on Liposomes
- マウス悪性腫瘍に対するアロエの効果
- 原子吸光分光測定法によるNi,Co両元素の同時微量定量分析
- マウスのsarcoma180におけるFAR療法
- 抗腫瘍療法を見出す際の効率的な実験法(その3) : マウス固型腫瘍に対する放射線+温熱療法に併用する薬物の投与時期
- 抗腫瘍療を見出す際の効率的な実験法(その2) : マウス固型腫瘍に対する放射線と温熱の併用効果
- 抗腫瘍療法を見出す際の効率的な実験法(そのI) : 薬物, 放射線, 温熱併用療法の場合
- マウス皮膚でのAHH活性度とBP誘発腫瘍との関係