母親との関わりが困難な学生への指導の一考察 : 小児看護学実習指導のあり方を探る
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概要
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小児看護学実習において,付き添いの母親との関わりが困難な学生の事例を元に実習指導のあり方を分析し,以下のことが明らかになった。1.教師は学生の問題や行動目標を明らかにするために,学生の不足情報に関する助言,理論と関連させた現象の分析,カンファレンスの活用,援助モデルの提示など,学生の困難な状況に対応した教育技法を駆使することが必要である。2.学生が自己表現できるような教師との人間関係を形成することが基盤となる。受容や共感という教師の基本的態度に加えて,グループメンバーの間接的なサポートが得られる方法を探るなど,学生の実習意欲を維持することが大切である。
- 日本赤十字秋田短期大学の論文
- 2001-03-31
著者
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