<論文>男性虚血性心疾患患者の療養生活への取り組みに対する特性を探る
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概要
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本研究の目的は,虚血性心疾患を持つ男性患者の療養生活への取り組みに対する特性を明らかにすることである。虚血性心疾患を持つ男性患者10名を対象に面接調査を行ない,その結果をカッスルら(Stanislav V. Kasl & Sidney Cobb)の病者役割行動に沿って検討した。その結果,病者役割行動においては「症状」と「疾患への恐怖」が「活動」に大きく影響していること,また自己管理が重要な疾患であるにもかかわらず「人任せ」の療養生活をしている傾向にあることが示唆された。
- 山口県立大学の論文
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