血友病症例の手術と止血管理
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概要
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Point1) 手術適応は,血液製剤を適切に使用すれば一般患者と同等である.2) 術前に凝固因子製剤の負荷試験を行うことが望ましい.3) 凝固因子製剤持続輸注では,第VIII因子製剤と第IX因子製剤それぞれ3〜4単位/kg/h,4〜5単位/kg/h程度の速度が選択される.4) インヒビター保有患者に対する手術時の止血管理方法は確立されていない.5) 手術時の止血管理には特にチーム治療が必要である.
- 日本血栓止血学会の論文
- 2007-12-01
著者
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