グラフィカル連鎖モデルに基づく因果推定法の遺伝子発現プロファイルへの適用(Expression analysis)
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概要
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グラフィカル連鎖モデルに基づいて、遺伝子発現プロファイルから異なった細胞状態で発現する遺伝子群の因果関係を推定する方法を開発した。細胞周期G1, S, G2, M期で特徴的に発現する619遺伝子の発現プロファイルデータに適用したところ、四つの異なった細胞状態で50群に分類された遺伝子群間の因果関係が推定され、特に、隣接する状態としない状態の細胞との間で因果性を示す遺伝子群が異なることが推定された。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2005-12-22
著者
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油谷 幸代
産総研・cbrc
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堀本 勝久
産業技術総合研究所生命情報工学研究センター
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堀本 勝久
東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センター
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斉藤 秀
東京大学医科学研究所バイオスタティスティクス人材養成ユニット:インフォコム(株)バイオサイエンス部
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油谷 幸代
東京大学医科学研究所
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堀本 勝久
東京大学医科学研究所
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斉藤 秀
東京大学医科学研究所バイオスタティスティクス人材養成ユニット
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