改良型アデノウイルスベクターを用いた各種幹細胞への遺伝子デリバリー
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概要
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アデノウイルスベクターは,遺伝子治療や基礎研究に幅広く用いられている.しかしながら,アデノウイルスベクターの受容体であるCARの発現が乏しい細胞では,アデノウイルスベクターによる遺伝子導入効率は低い.そこで筆者らは,CAR非依存的に遺伝子導入可能な種々のカプシド改変型アデノウイルスベクターを開発してきた.本稿では,これらのカプシド改変型アデノウイルスベクターの特徴と,その応用例として,近年,再生医療分野で注目を浴びている各種幹細胞への高効率遺伝子導入法について解説する.
- 日本DDS学会の論文
- 2007-03-10
著者
-
水口 裕之
独立行政法人医薬基盤研究所
-
川端 健二
独立行政法人医薬基盤研究所遺伝子導入制御プロジェクト
-
櫻井 文教
独立行政法人医薬基盤研究所基盤的研究部遺伝子導入制御プロジェクト
-
櫻井 文教
大阪大学 大学院 薬学研究科 分子生物学分野
-
水口 裕之
大阪大学 大学院 薬学研究科 分子生物学分野
-
川端 健二
独立行政法人医薬基盤研究所幹細胞制御プロジェクト
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