抗核抗体と膠原病診断の新展開
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概要
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近年,核成分に対する自己抗体である抗核抗体の研究が進歩し,さまざまな対応抗原が同定されるとともに,疾患との関連性が明らかにされてきた.間接蛍光抗体法による抗核抗体のスクリーニング検査と, ELISA法などによる疾患特異的自己抗体の検査は膠原病の日常診療に繁用されている.これらの検査を有効に活用するためには,それぞれの抗核抗体の特異性を認識するとともに,抗核抗体検査の標準化を推進することが必要である.
- 2005-10-10
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