統合セキュリティ運用管理システムの提案

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概要

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インターネット技術を用いた情報システムが、企業や社会の重要な基盤になるにつれ、情報システムに対する不正アクセスやコンピュータウイルスから情報資産を保護するためのセキュリティ対策が重要となってきている。このため企業は情報システムの設計、構築、運用の個々のフェーズにおいてセキュリティツールを用いたセキュリティ管理・監査を行なうことが一般的になりつつある。しかし、現状のツールは、個々のフェーズでのセキュリティ管理を独立に支援するものであり、各フェーズにおいてツールが生成したセキュリティ関連情報をフェーズ間で有効に活用する手段が不足しているため、全体的なセキュリティ管理を実現する上で課題がある。本稿では、設計、構築、運用フェーズにおける各種ツールを連動させることで、体系的なセキュリティ管理を行うシステムを提案する。
一般社団法人情報処理学会の論文
2000-09-08

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