マルウェアの感染動作に基づく分類に関する検討(セッションA-7:攻撃検知・防御(2))
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概要
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マルウェア対策研究が広がる中,マルウェアのネットワークを介した感染動作に関する調査報告は数少ない.本研究の目的は,ネットワークを介して感染活動を行うマルウェアを対象に,具体的な調査方法を示すこと,その方法に基づき調査した結果を示すことで,感染活動に関する調査活動を支援することにある.本稿では,Microsoft Windowsの脆弱性を模擬してネットワークを介した侵害活動を誘い込み,マルウェア本体を捕獲するNepenthesを用いて収集したデータを元に,感染動作に着目した調査結果について報告する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2008-03-06
著者
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菊池 浩明
東海大学情報通信学部
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寺田 真敏
中央大学研究開発機構
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寺田 真敏
(株)日立製作所システム開発研究所
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安部 哲哉
NTT情報流通プラットフォーム研究所
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寺田 真敏
(株)日立製作所
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藤原 将志
(株)日立製作所 Hitachi Incident Response Team (HIRT)
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藤原 将志
株式会社日立製作所
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菊池 浩明
東海大学
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