TDRによる電気定数の人体組織に対するin-vivo測定(PCB・生体関連)
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概要
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電波の人体安全性評価には人体組織の電気定数の決定が不可欠である.従来のネットワークアナライザによる周波数領域測定法では, 生身の人体に対する特定組織のin-vivo測定は困難である.本稿では, 人体組織に対する電気定数のin-vivo測定法の確立を目指し, 時間軸上で所望の反射波形だけを切り出せるTDR(Time Domain Reflectometry)法に開放終端同軸プローブを組み合わせた時間領域測定法の可能性を検討した.人体表面組織に対する検証結果から, 時間領域測定法による電気定数の周波数特性は300MHz以上では周波数領域での従来の結果と概ね一致することが確認でき, 皮膚組織だけのTDR波形の抽出からin-vivo測定の実現可能性を示すことができた.
- 2005-05-19
著者
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藤原 修
名古屋工業大学大学院
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王 建青
名古屋工業大学大学院
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古山 和典
名古屋工業大学大学院情報工学専攻
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藤原 修
名古屋工業大学
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王 建青
名古屋工業大学 電気電子工学科
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王 建青
名古屋工業大学
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