大学院生および大学院予定者に対する英語によるテクニカル・コミュニケーション授業

概要

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厳しい企業環境では、即戦力の学生が求められる。日本技術者教育認定機構は、「日本語による論理的な記述力、口頭発表力、討議などのコミュニケーション力、および国際的に通用するコミュニケーション基礎能力」が必要であるとしている。また、社団法人日本工業教育協会によると、「実験や体験を基に事実を正確に伝える報告書を作る能力」、「自分の考えをまとめて説得力のある提案書を作成する能力」、そして「事前に準備した英語による口頭発表でネイティブに理解してもらえる能力」が最低必要であるとされる。本科目では、アブストラクト・提案書・正式レポートの作成、英語でのプレゼンテーション、および論文のリーディングの授業を大学院生(一部学部4年生)に行っている。アンケート結果によると、全ての授業項目で90%以上の学生が、ある程度以上役に立った・理解したと答えた。今後は、より学生の希望に沿った、またより役に立つ授業にしていくつもりである。
金沢工業大学の論文