組織培養シュートを利用したカンキツ台木'ヒリュウ'の短期育苗法
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概要
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カンキツ台木‘ヒリュウ’のクローン苗を低コストで簡易に育苗するため、組織培養シュートの屋外における挿し木・順化法と挿し木苗の生育促進法を検討した。挿し木苗の定植時期と定植後の施肥量、秋期の補光が挿し木苗の生育に及ぼす影響を検討した結果、挿し木苗の樹高は定植が早く、施肥量が多い方が高かった。補光は地上部の生育量を増大させたが、地下部の生育には影響がなく、その結果/R率を高くした。4、5月の露地のビニルトンネル内で組織培養シュートの挿し木・順化を行って、挿し木苗を育成後、慣行の2-5倍量の多肥と秋期に補光することで、樹高20cm程度の苗が7-8ヶ月で得られる。
- 福岡県農業総合試験場の論文
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