看護業務分類のあり方に関する研究 : 看護業務に関する実態調査

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概要

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本研究は、看護業務の分担状況を職種、職位から分析し、実践現場で使用可能な、看護業務システムの開発を目標に業務内容を明らかにしたものである。独自に業務調査表を作成し質問紙調査を実施した。対象は病院263施設である。その結果、「主に行っている」とした回答率90%以上は、症状観察など17項目であった。職階別では、「主に行っている」業務を見ると看護婦スタッフが最も多く、193項目中120項目、主任は、看護婦スタッフと同傾向であった。婦長は、管理業務など37項目があがり、准看護婦は看護婦スタッフと同傾向を示していた。看護助手が「主に行っている」ものは15項目であった。「主に行っている」より「時々行っている」回答が多かった業務は、カウンセリングなど7項目見られた。看護職員の職階別の分担業務内容が明らかになり、また、看護婦が行うへき業務と他に委譲すべき業務と、今後積極的に取り組むべき業務についての示唆が伺えた。
神戸大学の論文

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