アプリンジンによる薬剤性肺障害の1例
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概要
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アプリンジンはⅠ群抗不整脈薬としてわが国で用いられている．今回われわれは，本剤による薬剤性肺障害の1例を経験した．患者は透析開始後から始まる心房細動に対して本剤を投与され，内服を開始した数日後から乾性咳嗽・労作時呼吸困難が出現．胸写・胸部CTで肺野に新たな浸潤影がみられ，白血球増多を認めたため，薬剤性肺障害を疑って中止したところ，間もなく症状は軽快し，画像・検査所見も改善した．後日施行した薬剤によるリンパ球刺激試験は陰性であった．本剤による薬剤性肺障害の報告は本邦以外からはほとんどなく，文献考察を含めて報告する．
- Japan Heart Foundationの論文
著者
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井上 圭右
大野記念病院内科
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岡村 幹夫
大野記念病院 内科
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井上 圭右
大野記念病院 泌尿器科
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河野 仁美
大野記念病院内科
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寺柿 政和
大野記念病院内科
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杉田 省三
大野記念病院泌尿器科
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坂田 真里子
大野記念病院内科
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槇野 亮次郎
大野記念病院内科
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嶋 英昭
大野記念病院内科
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伴 啓彦
大野記念病院内科
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古満 豊
大野記念病院内科
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