タワークレーンの吊り荷ロープ長変動を考慮したゲインスケジュールド制御(速度サーボモータを用いた制御)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本論文では,タワークレーンの本来有する操作力のみによるブームの位置決め,吊り荷の振れ止め,タワーの制振の同時制御を行っている.ブームの角速度を入力とするタワークレーンのモデルを吊り荷ロープ長に関するパラメータ依存モデルに変形し,吊り荷ロープ長に応じたゲインスケジュールド制御系の設計を,起伏,旋回各方向についてそれぞれ独立した別々の制御器を用いる分散制御系を用いて行っている.模型による実験と数値シミュレーションの両面から,設計した制御器の有効性を検証している.
- 自動制御連合講演会の論文
自動制御連合講演会 | 論文
- コウモリの飛行制御モデルの解析
- 切換え制御を用いた劣駆動システムの誤差エネルギー領域における切換え則
- Javaによる高炉シミュレータと可視化操業支援
- 静電容量型センサを用いた腹腔鏡下手術用鉗子の負荷力の検出
- フィールドバスを用いた熱プロセスの異常診断:第4報 温水供給プロセスの異常診断