フィールドバスを用いた熱プロセスの異常診断:第4報 温水供給プロセスの異常診断
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概要
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分散型エネルギーシステムの普及促進のためには,各設備での自律的な異常診断技術の確立が必要不可欠となることを背景に,本研究ではその主要構成要素である熱プロセスに異常が発生した場合に,フィールドバス通信(機器間の双方向ディジタル通信)型計測・制御機器から得られる種々の情報を用いてその検知を行う診断方法について検討している.本報では,水蒸気と水との代表的な熱交換プロセスの中でも水出口(温水)温度制御を行う温水供給システムに着目し,負荷(供給水流量)に応じて運転動作点が常に変化する状態下で,伝熱性能の評価に基づく運転監視と水加熱器のシェル内に空気が滞留した場合の異常診断方法について検討を加え,実証実験を行っている.
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自動制御連合講演会 | 論文
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