軽油深度脱硫設備での高度制御システム活用事例について
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概要
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軽油中の硫黄分の品質規格については、現状50ppm以下であり、今後さらに厳しい規格の設定が計画されている(2004年内に業界自主規制の10ppm以下を運転目標として計画)。本深度脱硫設備の運転に関しては、数多くの原料基材の比率変更、性状変化などにより、日々、手動による運転調整が必要となっており製品の硫黄分、引火点を含め品質管理に手を要している。その結果、品質規格に対して余裕のある安全サイドの運転を余儀なくされている状況である。この運転を改善するため高度制御(モデル予測制御,品質推定ツール)、情報システムを連携させ、装置と製品留出タンクを含めた品質管理により、品質余裕度の最小化、コスト最小化の運転を実施中である。この高度制御の活用事例について発表を行ないたい。
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