ファジィ台形真理値の演算について
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概要
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ファジィ台形真理値の基本演算は、通常、1次元のファジィ数値真理値上で拡張原理を適用して行われる。しかし、その方法では、結果が必ずしも台形真理値にならないなど、問題もある。本研究では、心理測定法として開発した、FCR法(ファジィ多項目並列評定法)の解析のために開発した、2次元の論理空間(HLSモデル)上での操作結果を、1次元に特殊写像した結果を、台形真理値や三角形真理値などに見立てて論じる。具体的には、まず、2次元論理空間上の矩形真理値について、拡張原理で演算する。その演算結果を、積分-積集合法によって、1次元のV上に写像する。結果は、論理和、論理積、否定、の演算について、可能なパターンを示す。これらの結果は、途中を省略すれば、単にヒューリスティックな方法と見なす事も可能である。
- 日本知能情報ファジィ学会の論文
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