シャイネスの二重分離モデルの検証――IATを用いて――
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
The "double dissociation model" of shyness proposed by Asendorpf, Banse, and Mücke (2002) was demonstrated in Japan by Aikawa and Fujii (2011). However, the generalizability of the double dissociation model of shyness was uncertain. The present study examined whether the results reported in Aikawa and Fujii (2011) would be replicated. In Study 1, college students (n = 91) completed explicit self-ratings of shyness and other personality scales. In Study 2, forty-eight participants completed IAT (Implicit Association Test) for shyness, and their friends (n = 141) rated those participants on various personality scales. The results revealed that only the explicit self-concept ratings predicted other-rated low praise-seeking behavior, sociable behavior and high rejection-avoidance behavior (controlled shy behavior). Only the implicit self-concept measured by the shyness IAT predicted other-rated high interpersonal tension (spontaneous shy behavior). The results of this study are similar to the findings of the previous research, which supports generalizability of the double dissociation model of shyness.
- 公益社団法人 日本心理学会の論文
著者
関連論文
- 紙筆版 IAT を用いた自尊心査定の試み
- 「暗黙の」知能観と社会的望ましさの関連 : 他の特性との関連も交えて
- 潜在連合テストを用いた暗黙の知能観の査定と信頼性・妥当性の検討
- 知能観IAT紙筆版作成の試み
- 図的表現が内的表象構築に及ぼす影響
- PB070 IATを用いた暗黙の知能観の査定と予測的妥当性の検討(2)
- 潜在連合テストを用いた暗黙の知能観の査定と信頼性・妥当性の検討
- P1-49 他者軽視傾向と社会的望ましさの関連(ポスター発表)
- K157 シャイネスIATの妥当性の検討(口頭セッション26 社会心理学4)
- K229 有益性発見がレジリエンスの過程に及ぼす影響(口頭セッション39 時間的展望・レジリエンス)
- J005 自己制御のフロンティア : 自己制御の理論的視座、情動制御、キャリアの自己制御、自動処理の自己制御、自己制御学習(自主シンポジウム)
- 潜在的態度の変容可能性の検討 : I AT 研究のレビューから
- 他者軽視傾向を測定するIATの作成
- 潜在連合テスト(IAT)を用いた潜在的シャイネス測定の試み
- 不安IATの予測的妥当性の検討--他者評定との関連から
- 不安IATの予測的妥当性の検討 : ――他者評定との関連から
- シャイネスを測定する潜在連合テストの信頼性・妥当性の検討 : 再検査信頼性・基準関連妥当性の観点から(「コミュニケーションと気づき」及び一般)
- 達成目標志向性と賞賛獲得欲求・拒否回避欲求の関係 : 遂行接近目標、遂行回避目標に注目して
- 潜在・顕在的態度、自己概念の「不一致」に関する研究 : 各種研究における「不一致」の基礎データ集計
- 大学生を対象とした手続き的公正と評価の交互作用モデルの検討
- 予期不安の発生に関する素因ストレスモデルの検討
- 高校時代の教師からの期待が達成目標志向性に及ぼす影響の日韓比較 : 教師の厳格さ,温かさの認知を調整要因とした検討
- 潜在連合テストを用いた暗黙の知能観の査定と信頼性・妥当性の検討
- 熟語への潜在的選好の変容に関する研究:―顕在的指標との関連も含めて
- 対人不安IATの作成および妥当性・信頼性の検討
- P2-68 達成目標志向性と他者軽視傾向の関連(発達,人格,ポスター発表)
- P7-38 有益性発見尺度の作成と信頼性・妥当性の検討(測定・評価,臨床,障害,ポスター発表)
- シャイネスの二重分離モデルの検証 : IATを用いて
- 他者軽視傾向との関連から見た遂行接近目標
- シャイネスの二重分離モデルの検証――IATを用いて――
- 顕在的・潜在的自尊感情の不一致と抑うつ・不安および内集団ひいきの関連
- PF-082 大学生の対人関係と動機づけ(2) : 達成目標志向性の規定因 : 親との関係性から(社会,ポスター発表)
- 他者軽視傾向との関連から見た遂行接近目標
- 達成動機づけにおける重要な他者の果たす役割 : 日本と韓国の比較研究
- 他者軽視傾向との関連から見た遂行接近目標
- PF-083 大学生の対人関係と動機づけ(4) : 就業動機はどのように規定されるのか(社会,ポスター発表)
- PF-081 大学生の対人関係と動機づけ(1) : 他者志向的達成動機づけの規定因(社会,ポスター発表)
- PF-044 有益性発見尺度の再検討 : ストレス体験領域別の分析(臨床,ポスター発表)