三相系触媒の活性と架橋支持台ポリマーの構造
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概要
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ポリマー固定化相間移動触媒を用いる三相系反応の速度論的基本過程は, 反応剤の物質移動, 反応剤の粒子内拡散, および活性点における反応から成る。充分な撹拌条件下においては, 物質移動過程は全反応の律速に関与せず, 粒子内拡散と活性点での反応性の両方あるいは後者のみで全反応速度が支配される。三相系触媒の活性は触媒粒径, 支持台ポリマーの架橋度およびモルホロジー, 活性点の構造, 活性点の含量, 支持台ポリマー主鎖から活性点までの距離, 溶媒などの多くの実験パラメータの関数である。これらの実験パラメータの速度論的基本過程および全反応速度に対する影響について考察した。
- Japan Thermosetting Plastics Industry Associationの論文
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