東日本大震災における東京ガスの設備被害の概況と超高密度地震観測情報に基づく低圧ガス導管被害推定の精度検証
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概要
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東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)において、東京ガスの製造・供給を支える重要設備に被害は発生しなかったが、一部、耐震性の劣る低圧ガス導管に被害が発生し、震度6 強を観測した茨城県日立市を中心とした約3 万件のお客さまに対して安全のためガスの供給を停止した。本報告においては、東日本大震災における当社設備の被害状況を整理し、地震観測情報に基づく低圧ガス導管被害推定の精度検証を行ったので、その概略を述べる。
著者
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猪股 渉
東京ガス株式会社
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乗藤 雄基
東京ガス株式会社
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山崎 文雄
千葉大学大学院 工学研究科 建築・都市科学専攻
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石田 栄介
株式会社エイト日本技術開発
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塚本 博之
株式会社エイト日本技術開発 東京支社 保全・耐震・防災部
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猪股 渉
東京ガス株式会社 防災・供給部 防災・供給グループ
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