Purpura fulminansを伴った脾摘後劇症型肺炎球菌敗血症の1救命例
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概要
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症例は68歳，男性．53歳時に脾摘を施行されている．脱力・意識障害・高熱・四肢末端のチアノーゼを呈し，disseminated intravascular coagulation（DIC）・急性腎不全を合併した肺炎球菌敗血症と診断．第4病日，purpura fulminansを合併した．purpura fulminansは，敗血症性ショックとDICを基盤に発症し，四肢末端の対称性壊疽を呈するまれな症候群である．保存的治療を行った結果，四肢切断は回避することができた．
著者
-
渡辺 守
東京医科歯科大学 大学院 消化代謝内科学
-
玄 世鋒
秀和綜合病院 内科
-
高山 かおる
秀和綜合病院 内科
-
佐久間 郁行
秀和綜合病院 内科
-
今井 亜希子
秀和綜合病院皮膚科
-
高山 かおる
秀和綜合病院皮膚科
-
須佐 紘一郎
秀和綜合病院内科
-
江畑 明
秀和綜合病院内科
-
菅原 崇
秀和綜合病院内科
-
鳥海 康敏
秀和綜合病院内科
-
佐久間 郁行
秀和綜合病院内科
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