小児顔面神経麻痺症例の臨床的検討:乳幼児, 学童別の検討
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概要
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One-hundred and ninety facial palsy patients aged less than 15 years were examined. After excluding patients with congenital and traumatic palsy,163 cases were distributed through the ages, but a predominant tendency to symptomatic palsy for cases aged less than 2 years was observed, ENoG was useful in all age groups for prognostic diagnosis. Of 66 cases of acute peripherel facial palsy in intants,37 were observed clinically but given no treatment,10 were given steroids, and 19were given vitamins and other non-steroid drugs. Of 79 cases of patients in school children,12 were observed clinically but given no treatment,54 were given steroids, and 13 were given vitamin and other drugs. Sixty-five fants (98.5%) and 75 school children (94.9%) with facial palsy showed cornrecovery. Facial palsy in children is considered to have a good prognosis regardless of the type of treatment used. Steroid administration does not appear to be necessary, especially in infants.
- Japan Society for Pediatric Otorhinolaryngologyの論文
著者
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多田 雄一郎
山形大学医学部耳鼻咽喉科
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戸島 均
日立総合病院 耳鼻咽喉科
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戸島 均
日立総合病院耳鼻咽喉科
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稲村 博雄
山形大学医学部情報構造統御学講座 耳鼻咽喉・頭頸部外科学分野
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稲村 博雄
山形大学医学部耳鼻咽喉科学教室
-
甲州 秀浩
山形大学医学部情報構造統御学講座 耳鼻咽喉・頭頸部外科学分野
-
甲州 秀浩
山形大学医学部耳鼻咽喉科学教室
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青柳 優
山形大学医学部 耳鼻咽喉・頭頸部外科学講座
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多田 雄一郎
山形大学医学部耳鼻咽喉科学教室
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