甲状腺機能亢進症の赤血球ブドウ糖6燐酸脱水素酵素活性について
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概要
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甲状腺機能亢進症における赤血球ブドウ糖6燐酸脱水素酵素 (G-6-PD) 活性測定の臨床的意義を明らかにする目的で, 未治療甲状腺機能亢進症, 甲状腺機能低下症および結節性甲状腺腫患者の赤血球G-6-PD活性を測定し, 同時にTriosorb, PBI, BMR, <SUP>131</SUP>I-uptakeの成績を求めた.赤血球G-6-PD活性値とTriosorb, PBI, BMR, <SUP>131</SUP>I-uptakeのそれぞれの測定値と正の相関を認め, 甲状腺機能亢進症において赤血球G-6-PD活性は著明に上昇していた.このことより, 赤血球G-6-PD活性の測定は甲状腺機能検査法として有用であると提唱したい.
- 日本内分泌学会の論文
著者
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森田 積二
鳥取大学医学部第1内科
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松岡 功
鳥取大学医学部第1内科
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下山 晶士
鳥取大学医学部第1内科
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平田 幸正
鳥取大学医学部第一内科
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安部 喬樹
鳥取大学医療技術短期大学
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下山 晶士
鳥取大学医学部第一内科学教室
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三原 俊彦
鳥取大学医学部第一内科学教室
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松浦 驥一
鳥取大学医学部第一内科学教室
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安部 喬樹
鳥取大学医学部第一内科学教室
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平田 幸正
鳥取大学医学部第一内科学教室
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平田 幸正
鳥取大学医学部第1内科
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森田 積二
鳥取大学医学部第一内科学教室
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安部 喬樹
鳥取大学医学部付属病院第一内科
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