企業の研究者・技術者の情報アクセス行動の分析 (1)
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概要
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約60の企業の研究者・技術者延べ600名に, 1週間にわたって毎日の科学技術情報へのアクセス行動を記録してもらった。3,600のアクセス行動記録を, 入手しようとした情報の種類, アクセス手段, 入手の契機と目的, 必要度と緊急度, 得られた結果に対する満足度と入手時間等の観点から分析した。回答者の一部に対して補完的なアンケート調査およびヒアリング調査を実施し, 情報収集に充てている時間と費用, 種々の情報入手手段に対する評価, 商用データベースに対する評価と今後の期待等を質した。科学技術情報に対する主要な入手手段は, 各種一次資料, 人脈, 個人の蓄積ファイルである。商用データベースも案外普及し, 0.44回/人・週の割合で使用されている。
- 独立行政法人 科学技術振興機構の論文
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