乳癌組織における5-FU関連酵素のmRNA発現量と臨床病理学的検討
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概要
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With an increase of breast-conserving surgery, neoadjuvant chemotherapy has become more important although there is a suitable chemotherapy regimen. The aim of this study is to evaluate the mRNA expressions of thymidine synthase (TS), dihydropyrimidine dehydrogenase (DPD), thymidine phosphorylase (TP) and orotate phosphoribosyltransferase (OPRT) in breast carcinoma and to determine the correlation of the mRNA expressions with clinicopathologic factors. In this study, TS, DPD, TP and OPRT gene expressions were measured in 223 primary breast carcinomas between 1995 and 1999, using the Danenberg tumor profile. Laser-captured microdissection of malignant tissues was performed in formalin-fixed paraffin-embedded specimens. After extraction of RNA, the gene expressions of TS, DPD, TP and OPRT were measured by the real-time reverse transcriptional PCR method. The DPD gene expression was significantly lower in the postmenopausal tumor than in the premenopausal tumor (p=0.049), and also significantly lower in the>2cm tumor than in the ≤ 2cm tumor (p=0.048) . The DPD gene expression was significantly lower in the lymph node positive tumor than in the lymph node negative tumor (p=0.010) . TS, TP and OPRT gene expressions showed no significant correlation with clinicopathologic factors, but the TP gene expression was lower in the tumor negative for estrogen receptor or progesteron receptor than in the tumor positive for these receptors. These results suggest that the DPD gene is the most important 5-FU metabolic gene in breast carcinoma, and the neoadjuvant regimen including 5-FU may be useful for postmenopausal patients with>2cm carcinoma in the breast with lymph node involvement.
- 学校法人 昭和大学・昭和医学会の論文
著者
-
鈴木 研也
昭和大学医学部第2外科学教室
-
草野 満夫
昭和大学医学部消化器・一般外科
-
角田 ゆう子
昭和大学医学部第2外科
-
澤田 晃暢
昭和大学医学部第二外科学教室
-
角田 ゆう子
昭和大学医学部第二外科学教室
-
草野 満夫
昭和大学医学部一般・消化器外科 (第二外科学教室)
-
草野 満夫
昭和大学医学部第二外科学教室
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