側頭骨CTによる臨床診断 (京都大学医学部耳鼻咽喉科学教室6年間の歩み(1977-1982年)--檜学教授還暦によせて)
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概要
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CT-scanning of 96 temporal bones was carried out to reveal the extension of cholesteatoma, periossicular drainage, fracture lines, enlarged internal acoustic meatus and anomalies of labyrinthine capsules and ossicles.The clinical aspects of CT-scanning of the temporal bone (CTTB) were as follows:1) Inner ear anomalies were observed in 17 temporal bones of unilateral deafness, high tone loss from unknown origin and fluctuant hearing loss. CTTB may explain the pathology of deafness from unknown origin.2) Inner ear anomalies may be classified into more detailed groups than before.3) The extension of cholesteatoma, localization and size of labyrinthine fistula can be estimated prior to surgery.4) Cholesteatoma in a mastoidectomy cavity may be detected.5) The malleus and incus may be visualized, although the stapes can hardly be found.6) Fracture lines of a temporal bone, destruction of the internal acoustic meatus may be clearly detected.
著者
-
磯野 道夫
近畿大学医学部耳鼻咽喉科学教室
-
村田 清高
近畿大学医学部耳鼻咽喉科
-
細井 裕司
近畿大学医学部耳鼻咽喉科学教室
-
太田 文彦
近畿大学医学部耳鼻咽喉科学教室
-
玉木 克彦
近畿大学医学部耳鼻咽喉科学教室
-
西前 忠英
近畿大学医学部耳鼻咽喉科学教室
-
太田 文彦
近畿大学医学部ライフサイエンス研究所
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