種子島に分布する後期更新世テフラ
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
The stratigraphy, distribution and petrographical characteristics of four tephra layers of Late Pleistocene age on Tane island are described in this paper. These are named Tane I, II, III, and IV in ascending order, and are interbedded between Kikai-Tozurahara tephra (K-Tz: 95ka) and Aira-Tn tephra (AT: 25ka).Tane I, an orange fine ash fall deposit, is overlain by Tane II pumice fall deposit. This set is mainly distributed on the northern part of the island. The upper two layers, Tane III and Tane IV, are mainly composed of fine ashes which cover the whole area of the island without any systematic change in thickness.Judging from the stratigraphy of these tephras, their ages are estimated to be 65ka for Tane I and Tane II, 45ka for Tane III, and 35ka for Tane IV.The vents of these tephras have not yet been identified; however, Tane II is most likely correlated with the Karayama Scoria, which is mainly distributed in the southern most part of Kyushu.
- 日本第四紀学会の論文
著者
関連論文
- 桜島火山,安永噴火(1779-1782年)で生じた新島(安永諸島)の成因
- 霧島火山新燃岳2008年8月22日噴火の噴出物
- トカラ列島における中期更新世の酸性海底火山活動
- フィリピン共和国,ルソン島の火山活動に関する熱ルミネッセンス法と放射性炭素法による年代学的研究(第19回名古屋大学年代測定総合研究センターシンポジウム平成18(2006)年度報告,第2部)
- P46 鬼界カルデラ・竹島の火山地質(ポスターセッション,日本火山学会2008年秋季大会)
- P45 霧島,大幡山周辺における鬼界アカホヤ噴火前後の火山活動(ポスターセッション,日本火山学会2008年秋季大会)
- P37 TEPHRA2による桜島火山の降灰シミュレーション(ポスターセッション,日本火山学会2008年秋季大会)
- P35 桜島火山大正噴火東側火口に関する再検討(ポスターセッション,日本火山学会2008年秋季大会)
- A43 硫黄鳥島の火山地質(火山の物質科学(4),日本火山学会2008年秋季大会)
- A40 霧島火山群,えびの高原周辺における最近10,000年間の活動史(火山の物質科学(3),日本火山学会2008年秋季大会)
- P-19 霧島,御鉢火山におけるアグルチネートの形成機構(6.高分解火山地質学,ポスター発表,一般講演)
- B04 タウポ噴火,ハテペ・ロトナイオ火山灰に発達する浸食構造の成因 : 水噴火か地震か?(火山災害・活動史,日本火山学会2007年秋季大会)
- P103 トカラ列島火山噴出物のK-Arおよび^C年代(ポスターセッション,日本火山学会2006年秋季大会)
- P05 秋田焼山周辺に分布する十和田大不動火砕流堆積物(ポスターセッション,日本火山学会2006年秋季大会)
- 口永良部島火山の火山地形と地質
- 霧島・御鉢火山における2003年12月以降の噴気活動と明治〜大正時代の火山活動
- P22 霧島火山群におけるえびの高原周辺の活動史(日本火山学会2005年秋季大会)
- P21 霧島・中岳火山の噴火活動(日本火山学会2005年秋季大会)
- 由布岳火山,池代および野々草火砕流堆積物中の炭化木片の加速器^C年代
- O-52 九重火山,松の台岩屑なだれの給源と堆積物の特性(6.高分解火山地質学,口頭発表,一般講演)
- A17 由布岳火山, 池代火砕流および野々草火砕流の ^C 年代
- 霧島・御鉢火山の噴火史
- 鹿児島県の火山地域における地盤災害(関連分野との技術融合)
- A16 有珠火山, 1853年噴火(火山の地質・噴火年代 (1), 日本火山学会2005年秋季大会)
- 粒度分布と構成物量比からみた池田火砕流の堆積機構
- 鬼界カルデラ,6.5ka BP噴火に誘発された2度の巨大地震
- A14 噴火と関連した地震の痕跡
- A65 ニュージーランド, トンガリロ火山における 1 万年前の割れ目噴火
- カルデラ噴火の準備過程
- A02 有珠火山,最初期テフラの年代と噴火様式(火山の地質・形成史(1),日本火山学会2006年秋季大会)
- 含水比, 乾燥密度, 全炭素および全窒素含有量, 鉱物組成および色調からみた由布火山北麓に分布する腐植質土壌層の集積過程
- 由布火山北麓に分布する腐植質土壌層の炭素14年代学(第16回名古屋大学タンデトロン加速器質量分析計シンポジウム平成15(2003)年度報告)
- P26 鉄チタン酸化物からみた噴火様式の多様性 : 雲仙・由布・諏訪之瀬島火山の事例
- アメリカにおける国際火山学会議
- A57 桜島南岳の最近の噴出物の全岩化学組成
- 1983 年 10 月 3・4 日三宅島火山噴出の降下火砕堆積物
- 九州北東部, 鶴見火山の最近3万年間の噴火活動
- 火砕堆積物の堆積温度からみた由布火山の 2.2 ka 噴火
- A18 大分県鶴見火山起源のテフラの噴火年代
- O-174 2.2kaの由布火山の噴火および火砕流堆積物の堆積温度
- P23 由布・鶴見火山の最新の噴火活動及び火山麓扇状地の形成
- B49 GISを用いた桜島大正溶岩の再検討(活動的火山と防災,日本火山学会2006年秋季大会)
- 熱ルミネッセンス法による九重火山の噴火史の再検討(予報)(第18回名古屋大学年代測定総合研究センターシンポジウム平成17(2005)年度報告)
- P20 霧島・御鉢火山の山体形成過程(日本火山学会2005年秋季大会)
- P60 霧島・御鉢火山の噴火様式の変化
- 霧島火山群における最近約2万年間の^Cクロノロジー
- 南九州, 姶良カルデラ起源の大隅降下軽石と入戸火砕流中の炭化樹木の加速器質量分析法による^C年代
- P19 大隅降下軽石と入戸火砕流の加速器^C 年代
- P33 鹿児島市北部地域の第四紀テフラ層序
- 「南九州における縄文早期の環境変遷」の趣旨
- 姶良カルデラ東壁にみられる最近10万年間のテフラ
- 雲仙火山, 眉山の形成過程
- P65 5 万分の 1 「霧島火山地質図」
- 桜島火山歴史溶岩の考古地磁気
- 大隅降下軽石に伴う垂水火砕流の発生・堆積様式
- 346 姶良カルデラにおける巨大火砕噴火の初期の噴火様式
- P39 妻屋火砕流の噴出堆積機構と噴火地点について
- 鹿児島県永良部島火山最近約3万年間の噴火活動
- A26 鬼界カルデラ7.3 cal kyr BP噴火 : 玄武岩質マグマと地殻応力の役割(火山の地質・噴火年代 (3), 日本火山学会2005年秋季大会)
- P70 インドネシア,西部ジャワのタンクバンペラフースンダ火山のテフラ層序に関する新知見
- A26 蒲生単成火山群の噴火年代と噴火様式
- 南九州の地質・地質構造と温泉
- 開聞岳火山の噴火史
- B09 開聞火山から噴出したいわゆる"こら"の噴火・堆積様式
- A16 開聞火山の地質
- P53 霧島火山群,えびの高原周辺における最近30,000年間の噴火活動史(ポスターセッション)
- PA34 鹿児島県口永良部島火山の最近の噴火活動とその噴出物
- P62 カメルーン火口湖ガス災害防止の総合対策と人材育成(ポスターセッション)
- 3-A01 桜島火山・中岳の形成年代 : 歴史時代の可能性(桜島・霧島火山の活動1,口頭発表)
- P64 桜島・南岳で発見された歴史時代の溶岩流(ポスターセッション)
- A19 Aso-2火砕流噴火の直前に噴出した異常に高温の安山岩質マグマ(浅部マグマ過程,口頭発表)
- 在田一則・竹下徹・見延庄士郎・渡部重十編著, 「地球惑星科学入門」, 2010年11月発行, A5判, ソフトカバー. 452頁, 本体価格2800円+税, ISBN978-4-8329-8195-9, 北海道大学出版会
- A33 雲仙岳火山で認められる火砕流堆積物
- E11-03 雲仙岳火山の地質に関する最近の研究成果
- インドネシア,パパンダヤン火山の2002年噴火
- 桜島火山の噴火史と火山災害の歴史
- 585 アカホヤ噴火時に発生した噴砂と噴礫
- 南九州,池田湖テフラ層に関連する試料の加速器^C年代
- B15 インドネシア, 西部ジャワのタンクバンペラフ火山起源のテフラの層序と特性
- A07 桜島火山安永噴火 (1779 年) に関する記録の火山学的解釈 : 特に安永諸島の出現について
- 歴史時代における桜島火山の大噴火
- 歴史時代における桜島火山の大噴火
- B2-15 マグマ化学組成からみた60ka以降の桜島火山・姶良カルデラ地域におけるマグマ供給系の時間変化(マグマ供給系,口頭発表)
- P03 霧島火山・新燃岳2011年マグマ噴火の先駆的噴火(2)(ポスターセッション)
- P56 南九州,南西諸島,黒島の火山岩のK-Ar年代(ポスターセッション)
- A2-14 鬼界カルデラ・アカホヤ噴火に伴う津波堆積物(新燃岳2011年噴火と南九州の火山,口頭発表)
- P57 諏訪之瀬島火山の火山地質に関する新知見(ポスターセッション)
- A2-13 薩摩半島南部大野岳火山の活動時期について(新燃岳2011年噴火と南九州の火山,口頭発表)
- A1-13 霧島山新燃岳における斜め写真を用いた火口内溶岩の体積推定(新燃岳2011年噴火,口頭発表)
- P02 新燃岳-享保噴火における被災状況について(ポスターセッション)
- 桜島火山の噴火史
- 霧島火山群新燃岳の最近300年間の噴火活動
- P3 霧島火山新燃岳の最近 300 年間の噴火活動
- B30 霧島火山群韓国岳の形成史
- 霧島火山,牛のすね火山灰 : 野外調査と室内分析結果のデータベース化 (総特集 九州の活火山データベースを考える)
- 九州の活火山データベースを考える (総特集 九州の活火山データベースを考える)
- トカラ列島における中期更新世の酸性海底火山活動
- Quaternary Tephra Studies in the Kyushu District, Southern Japan. With Special Reference to Gigantic Pyroclastic Flow Deposits. : With Special Reference to Gigantic Pyroclastic Flow Deposits
- P24 桜島火山・薩摩テフラの分布と噴火様式について
- 種子島に分布する後期更新世テフラ