歯牙刷掃時の知覚過敏に対するF-Varnishの臨床効果について
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概要
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象牙質の知覚過敏のため, 歯牙刷掃時に疼痛を訴えた22人 (65歯) について, double blined methodでF-Varnishを予備的研究し, その効果の高いことを認めた。 そこで20歳から58歳までの65人 (172歯) についてF-Varnishを知覚過敏部に塗布し, 1週間後および2週間後についてその効果を観察した。 冷水痛および擦過痛に対しての有効率は, それぞれ91.3%, 73.6%を示し, これは従来から使用されているどの薬剤よりも効果のある値であった。<BR>また歯質が変色しないので, 前歯部の知覚過敏に適応されるので, 有効率の高いことと相俟って, 今後期待のおける薬剤であると推察した。
- 有限責任中間法人 日本口腔衛生学会の論文
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