歯磨剤における歯科学生の意識調査 : 1年生と5年生の比較
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概要
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1年生97名,5年生123名の歯科学生に対して,歯磨剤に関する意識調査を実施し比較したところ,歯磨き回数は,両学年とも「1日2回」が最も多く,「3回以上」では1年生が18.6%に対し,5年生は,47.2%であり,歯磨き時間は,1年生では,「2〜3分」が37.0%と最も多く,5年生では,「3分以上」が54.5%と最多を占めた。歯ブラシ植毛部につける歯磨剤の量は,1年生では,「l/3〜2/3」が45.7%と最も多く,5年生では,「1/3まで」が55.2%を占め最も多かった。歯磨剤の量を少なくする理由は,両学年とも「泡立ちすぎてよく磨けない」が最も多くみられた。使用歯磨剤の選択理由については,両学年とも「特に理由はない」が最も多く,次いで「齲蝕や歯周疾患を予防するから」であった。また,歯磨剤を使用しない理由は明確でなかった。
- 1996-01-30
著者
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