ゴムと熱可塑性樹脂のブレンドに関する研究 (第4報) : ニトリルゴムとポリ塩化ビニルのブレンドについて
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概要
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NBR/PVCブレンド物の性質に対するロールによる混練速度・混練時間の影響および混練手順の影響について研究した.<BR>混練温度は150-160℃がよく, 混練時間は9-10分経なければ均一なブレンド物を得難いことを知った.<BR>また, 混練手順についてはPVCをロール上で溶融したのちNBRを加える方法がもっとも操作が容易であることを知った.しかし混練さえ十分におこなえば, 加硫物の性質にはほとんど差が現われず, いずれもブレンド比と性質の問にはほぼ直線関係があることをみとめた.
著者
-
後藤 邦夫
大阪工業大学応用化学科
-
箕浦 有二
大阪市立大学原子力調査研究室
-
小室 経治
日本ゼオン(株)中央研究所
-
井本 稔
大阪市立大学
-
日高 隆
日本合成ゴム(株)四日市工場
-
藪田 司郎
日本合成ゴム株式会社中央研究所
-
矢部 暉
福助 (株)
-
滝宮 優
広島化成 (株)
-
安藤 勇
三星ベルト (株)
-
今熊 勇平
三馬ゴム (株)
-
剣菱 浩
内外ゴム (株)
-
春藤 穂
坂井化学工業 (株)
-
妻鹿 菊夫
太陽ゴム工業所
-
田原 熙
日本バルカー (株)
-
箕浦 有二
大阪市立大学
-
藪田 司郎
日本合成ゴム (株) 総合加工技術研究所
-
小室 経治
日本ゼオン (株)
-
後藤 邦夫
大阪工業大学
-
日高 隆
日本合成ゴム (株) 四日市工場
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