乾海苔に含まれる多糖含量とポルフィランの性質
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概要
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乾海苔を 80% エタノールで脱色後,既報に従い無水条件下でメルカプトリシスし,多糖から構成単糖をジエチルジチオアセタール誘導体として定量的に遊離させ,TMS 化後 GLC で分析した。ガラクトース,6-O-メチルガラクトース,3,6-アンヒドロガラクトース,キシロース,マンノース,グルコースが検出され,それらの定量値から対応する多糖量を求めた。秋芽網海苔,冷凍網海苔ともに,摘採回数の増加につれ,ポルフィラン,キシラン,マンナンの含量が増加し,ポルフィラン中の構成糖組成も変化していた。
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