ユニバーサルレオメーターのビスコグラフへの改造
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概要
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デンプンの粘度の測定には,でき上ったデンプンノリの粘度を測定するレオメーターとノリ化の過程の粘度を測定するビスコグラフがある.この両機械の粘度測定機構は同じであることから,レオメーターに付属品をつけて,ビスコグラフとしても用いられるようにした. この改造ビスコグラフによる粘度測定の結果,他のビスコグラフとほぼ同様な精度で,しかも数gの少量の試料で各種デンプンの粘度を比較しうることがわかった. また同じ種類のデンプンの粘度を比較する場合には, バレイショ4%,カンショ5%,サトイモ7%,クズ5%,トウモロコシ7%,コムギ8%,ウルチマイ6%,モチマイ5%程度が適当の濃度である.
- 社団法人 日本農芸化学会の論文
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