デンプン粒の収着水
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概要
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25°Cと40°Cでの等温吸着,脱離時の収着水分量を測定し,また,これからClausius Clapeyronの式を用いて微分収着熱を計算した. (1) 40°Cでの収着水分量は250°Cのときよりも少なく,吸着脱離時のヒステレシスループの面積もまた小であった. (2) 25°Cでの単分子収着水分量は約7.7%で,グルコース残基当たり平均0.7の吸着点である. (3) 微分収着熱は収着水分量20%(乾量基準)程度でほぼ一定値を示す.
- 社団法人 日本農芸化学会の論文
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