カイガラムシの脂質に関する研究(第11報) : ルビーロウムシとカメノコロウムシの虫体の脂質組成
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概要
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ルビーウムシとカメノコロウムシの虫体の脂質組成を明らかにした.前者の主要構成成分は,遊離脂肪酸29.7%,ワックス19.3%,トリグリセリド17.2%である,後者のそれは,トリグJセリrが86.7%の高率を占め,遊離脂肪酸は0.2%,ワックスは1.0%にすぎず,両ムシの脂質クラスは量的にかなりの差異があった. 両ムシのトリグリセドの脂肪酸組成は,カプリン酸,ラウリン酸がとくに高率を占め,そのパターンは非常に近似した.両ムシと同属であるツノロウムシのトリグリセリドの脂肪酸組成もまた同様であったことから,このような脂肪酸組成のパターンは,カイガラムシ類におけるCeroplastes属の特徴であると考えた.
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