Bowen病およびBowen癌の統計的検討
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概要
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1980年から1989年までの10年間に金沢大学皮膚科で治療したBowen病23例およびBowen癌2例について発生部位, 他臓器癌の合併, HPV抗原の免疫染色結果などを検討した。露光部と非露光部の間で発生率に差異は認められなかった。他臓器癌の合併は2例にみられたが, いずれもBowen病の発症以前に罹患したものであった。抗HPV抗体を用いた免疫染色を行ったが, 全例が陰性であった。
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