β位にイオウを含むアルカンスルホン酸塩の合成 : Strecker反応に及ぼすβ-チオ, β-スルフィニルおよびβ-スルホニル基の影響
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概要
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Synthesis of β-chloroethyl alkyl sulfide via higher alkanesulfenyl chloride and Strecker reaction of the β-chloroethyl alkyl sulfide, β-chloroethyl alkyl sulf-oxide, and β-chloroethyl alkyl self one were studied.<BR>The selfone derivative reacted almost quantitatively to give alkanesulfonylethanesulfonate under following condition ; 1.2 moles of saturated aqueous solution of sodium sulfite to one mole of the chloride, 100°C, 2 hrs. Under this reaction condition, dodecyl chloride gave no dodecanesulfonate. The sulfide derivative gave alkylthioethanesulfonate in about 70% yield. The sulfoxide derivative, however, gave by-product mainly and a small amount of alkanesulfinylethanesulfonate.<BR>β-Chloroethyl alkyl sulfide was synthesized from ethylene and alkanesulfenyl chloride which was derived from alkyl mercaptan and sulfuryl chloride. The sulfoxide derivative and the sulfone derivative were synthesized from β-chloroethyl alkyl sulfide by oxidation with 30% H<SUB>2</SUB>O<SUB>2</SUB>.<BR>Sodium dodecylthioethanesulfonate thus obtained reduced the surface tension of water as low as 38-39 dyne/cm at a level of 0.02 wt%.
- 社団法人 日本油化学会の論文
著者
-
池田 功
大阪大学工学研究科
-
岡原 光男
大阪大学工学部応用化学科
-
小森 三郎
大阪大学工学部応用化学教室
-
福井 哲夫
大阪大学工学部応用化学科
-
松井 明
大阪大学工学部応用化学科
-
岡原 光男
大阪大学工学部
-
小森 三郎
大阪大学工学部応用化学科
-
小森 三郎
大阪大学工学部
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