ESRスピンプローブ法で調べられたリポソーム膜とSDSの相互作用
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概要
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50mMリン酸緩衝液中におけるリン脂質リポソーム膜とSDSの相互作用がESRスピンプローブ, 2- (3-carboxylpropyl)-4, 4-dimethyl-2-tridecyl-1, 3-oxylを用いて調べられた。リン脂質二分子膜内 (13.6mM) に侵入したSDS分子 (2mM) はそれ自身でクラスターを形成し, 二分子膜の相分離を引き起こすと思われる。このような条件下で, 二種類のリポソーム, すなわちリン脂質に富むものと, SDSに富むものが別々に存在するという可能性は遠心分離による実験で除外された。
- 社団法人 日本油化学会の論文
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