数種のタラキセラン系及びウルサン系トリテルペンの<SUP>13</SUP>C-NMRスペクトル
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概要
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タラキセラン及びウルサン型のトリテルペンは植物界に広く分布しているが,あせび(<I>pieris japonica</I> D. Don つつじ科)の樹皮から得られたタラキセリルアセタート(1),タラキセロール(2),タラキセロン(3), 3β-アセトキシ-28-ヒドロキシウルス-12-エン(4), 3β, 28-ジヒドロキシウルス-12-エン(5), 3β-アセトキシウルス-12-エン-28-アール(6)及び3β, 28-ジアセトキシウルス-12-エン(7)を用いて<SUP>1</SUP>H-NMR及び<SUP>13</SUP>C-NMRについて検討した。<SUP>1</SUP>H-NMRについては(2)及び(3)のメチル基の帰属を行い,<SUP>13</SUP>C-NMRについては(1)〜(7)のすべての炭素の帰属を明らかにした。
- 社団法人 日本油化学会の論文
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