沖縄トラフ中部の地磁気異常
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Geomagnetic survey by means of the proton magnetometer and the three component magnetometer was carried out by the RN 83 Cruise of the Nagasaki Maru to reveal Pleistocene igneous activities along the axial median valley (central rift) of the middle Okinawa Trough in 1983.<BR>Preliminary results are as follows:<BR>(1) Magnetic anomaly lineations were clearly recognized in the studied area, having approximately N80°E-S80°W trend nearly parallel to the narrow topographic depression (central rift).<BR>(2) Amplitudes of anomalies (peak to peak) are about 200-500nT and their wave lengths range from 20 to 30km.<BR>(3) The magnetic anomaly lineations were concentrated within the width of 20km from the central rift trending ENE-WSW.<BR>(4) Two dimensional block model based upon the geomagnetic, reversal time scale seems to well explain the magnetization pattern in the middle Okinawa Trough. Calculated result suggests that the major spreading of the Okinawa Trough had occurred between around 1.8Ma and 0.5Ma.<BR>(5) However, another geological evidence never shows oceanic condition in this area because the axial area of the middle Okinawa Trough has continental crust, and arc volcanisms have been occurred.
- 社団法人 東京地学協会の論文
著者
関連論文
- 与那国島海底の第1遺構形成年代に関する調査・研究
- 297 背弧リフト形成時の前弧の分裂 : 新第三紀における北上山地と阿武隈山地間の海峡形成と閉塞のテクトニクス
- 沖縄の海底遺跡調査
- 沖縄県恩納村沿岸で発見された恩納海底鍾乳洞とその形成年代
- ヘリコプターを用いた航空重力測定システム
- ヘリコプターを用いた航空重力測定システムの開発(第2報)
- ヘリコプター重力測定システムの開発
- B46 沖縄トラフにおけるバイモーダル火成活動の成因
- 138 沖縄トラフ南部の海底火山
- Report on DELP 1984 Cruises in the Middle Okinawa Trough : Part V : Topography and Geology of the Central Grabens and Their Vicinity
- 沖縄県石垣島のいわゆる「津波石」の年代と起源
- 6. 鹿児島湾と鬼界カルデラの重力異常(日本火山学会1976年度秋季大会)
- 伊豆弧を中心とした火山・大地震活動の規則性 (総特集 背弧海盆・島弧・海溝系の発達過程--フィリピン海を中心に) -- (4章 伊豆弧の火山及び火山岩)
- 火山の噴火と大地震との関連を探る (地震予知--前兆現象を科学する)
- 火山噴火と地震の時・空関係-日本付近の大地震について-
- 1771年八重山地震津波発生域における精密地形調査と津波発生のメカニズムに関する一考察
- 海洋プレートの運動と噴火・地震の時空関係 : 海洋地質
- S-43 沖縄トラフ中軸部の構造と発達史概説((6)日韓合同深海掘削シンポジウム2008,口頭発表,シンポジウム)
- 海山の海溝での挙動--南海トラフ,パプアニューギニア海溝を例として (沈み込み帯の科学と海洋観測技術) -- (5章 関連する科学と技術)
- 琉球弧のトカラギャップおよびケラマギャップにおける精密地形形態
- 琉球海嶺の地形形成要因 (特集 陸橋および生物の移動)
- 表面照射年代測定法による与那国島海底遺跡年代測定の試み
- 日本周辺海域中新世最末期以降の構造発達史
- 日本海盆南東縁での第四紀火山の存在について
- 16J. 日本海盆東縁深海底での第四紀火山活動の可動性について : DELP '85航海HF-11地点(日本火山学会1986年度春季大会)
- 57B. 大和海盆(DELP '85航海・D-1地点)からドレッジされた玄武岩 : 深海底玄武岩か?.(日本火山学会1986年度春季大会)
- 155 日本海で発見されたMORB様岩石とその意義
- B57 大和海盆(DELP'85 航海・ D-1 地点)からドレッジされた玄武岩 : 深海底玄武岩か?
- 沖縄県北谷沖の海底構造物の年代測定と与那国海底遺跡年代の再検討(タンデトロン加速器質量分析計業績報告2006(平成18)年度)
- 沖縄県与那国島海底遺跡ポイントおよびその周辺域の水没年代に関する研究(第18回名古屋大学年代測定総合研究センターシンポジウム平成17(2005)年度報告)
- O-175 南西諸島の海底鍾乳洞
- 与那国島海底遺跡の調査研究(前編) : 水中テレビロボを導入して
- 沖縄県与那国島トゥグル浜遺跡およびビーチロック類の年代測定(タンデトロン加速器質量分析計業績報告2002(平成14)年度)
- 沖縄県与那国島海底遺跡及び周辺の炭素年代測定(タンデトロン加速器質量分析計業績報告2002(平成14)年度)
- 沖縄県与那国島トゥグル浜遺跡の年代測定
- 古代ロマン「ムー大陸と琉球弧の移り変わり」
- 与那国島遺跡ポイントおよび沖縄本島付近海底から得られた炭酸塩質サンプルの^C年代測定
- P-183 南西諸島海域のネオテクトニクス
- 音波探査記録によって明らかになった対馬海峡および朝鮮海峡の後期第四紀不整合
- 中央太平洋海盆における白領丸GH78-1調査航海結果の概報 : 海洋地質
- 小笠原島弧の地質 : 海洋地質
- 「白嶺丸」船上重力計(SL-2)のドリフトについて
- アジェランライズ東方の地質学的・地球物理学的特徴 : 海洋地質
- 43. 鬼界カルデラ・鹿児島湾の地質・地球物理調査(予報)(日本火山学会 1975 年度秋季大会講演要旨)
- 沖縄本島北部宜名真海底鍾乳洞内および付近陸上で発見された石器とその意義
- 八丈島北東方,新黒瀬堆の地質 : 海洋地質
- 八丈島北東方,新黒瀬堆の地質 : 海洋地質
- まえがき-本特集の経緯-
- 141 マゼラントラフ周辺の地形と地質
- 123 伊豆海嶺北部の活構造
- 教養読本 海底遺跡の調査・研究
- 279 南西諸島の遺跡様海底地形の調査・研究
- 6 沖縄トラフおよびその周辺のネオテクトニクス
- 沖縄本島で発見された海底鐘乳洞 (特集 陸橋および生物の移動)
- 琉球弧の古地理 (特集 陸橋および生物の移動)
- 地殻歪の指示者つぃての火山噴火
- 沖縄トラフ
- 噴火・地震のきざし(きざし)
- 沖縄トラフの発生と形成
- 群発地震と噴火の時空関係 : 伊豆大島火山
- 噴火の規則性 : 伊豆大島・三宅島
- 1 琉球弧の海洋地質学的展望
- 沖縄県西表島東海岸の礁池から発見された完新世オオジャコ化石の14C年代
- 沖縄トラフの地形・地質・熱水活動(海洋底熱水活動の物理・化学・生物過程)
- ニライカナイは海底に眠る古代宮殿!? (特集 ニライカナイ--南海の彼方の神々の国)
- 次にどこで地震が起こるか 「空白域」の読み方 (特別企画 その時!どうする「東京大地震」への備え)
- 沖縄の海底遺跡 (第33回南島史学会 第8回台湾地理学会 連合国際学術検討会論集)
- 琉球列島の古地理と与那国島海底遺跡 (特集 琉球列島の脊椎動物の生物地理とその変遷)
- 「地震予知学」の確立こそ国民の生命と財産を守る (震災からの歩み(9))
- 動く海底と海底資源
- 沖縄トラフ中部の地磁気異常
- Finding of the Active Spreading Center in the Sea of Japan