ジメチルホルムアマイド系のジビニルアセチレン,アルデヒド類のポーラログラフによる研究
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概要
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ジメチルホルムアマイド,ジメチルホルムアマイド-酢酸ビニル系におけるジビニルアセチレン,アルデヒド類のテトラアルキルアンモニウム塩を支持塩としたポーラログラムにつき検討し,次の結果を得た.(1)ジメチルホルムアマイド系の半波電位はジビニルアセチレンでは-1.74V,-2.22Vの二段波,不飽和アルデヒドのクロトンアルデヒドは-1.48V,アクロレインは-1.29Vの一段波,飽和アルデヒドのアセトアルデヒド,プロピオンアルデヒド,<I>n</I>-ブチルアルデヒドは-2.25Vの一段波を示す.(2)ジメチルホルムアマイドに酢酸ビニルが共存する場合,ジビニルアセチレンの第1波,不飽和アルデヒドの還元波は酢酸ビニルの限界電流に影響なく明瞭な波を示す.飽和アルデヒドの還元波は酢酸ビニルの限界電流に覆われる.(3)ジメチルホルムアマイド-酢酸ビニル系に水の存在によりアセトアルデヒドは-1.89V付近にいちじるしく拡散電流値の大きい還元波を示す.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
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