融閉ガラス毛細管を用いるステロイドの呈色反応物の点滴試験 : ステロイドの呈色反応(第3報)
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概要
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ステロイドをフルフロールと硫酸で発色させるWoker法は鋭敏で,特異な呈色を示すが,呈色物質が不安定であるため,色調の変化が速い.ガラス毛細封管法でも約72時間後に黒色化する場合がある.また反応中途でさらに硫酸を加えると,黒褐色の樹脂様化が速くなる.これらの毛細封管中の黒色物質をロ紙上に点滴すると,中央部は黒色であるが,その外縁には反応当初の明るい色を認めるので,これをステロイドの定性反応に利用できる.
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