ハンダ合金中の微量アルミニウムおよび銅の陰イオン交換分離-吸光光度定量法
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概要
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ハンダ合金中の微量アルミニウムおよび銅を陰イオン交換分離したのち,それぞれ吸光度定量し,満足できる結果を得た.<BR>ハンダ合金主成分のスズ,鉛,その他の不純物よりアルミニウムおよび銅を分離する手段として陰イオン交換樹脂,ダイヤイオンSA#100を用い,2.5<I>M</I>塩酸-65%エタノール溶液として樹脂柱を通してアルミニウムを素通りさせたのち,クロムアズロールSにより,また吸着された銅は2<I>M</I>塩酸で溶離してスズおよび鉛などと分離し,ビスシクロヘキサノンオキザリルジヒドラゾンによる吸光度法でそれぞれ定量した.<BR>本報はスズ-鉛ハンダ合金のみならず,各種ホワイトメタル(スズ,亜鉛,鉛基)中の微量アルミニウムの定量にも応用することができる.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
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