高周波プラズマトーチ分光分析法による鉄鋼およびニッケル合金中のアルミニウムの定量
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概要
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高周波プラズマトーチ励起法により鉄鋼およびニッケル合金中のアルミニウムを定量するため種々の測定条件などを検討した.その結果最適条件としてマグネトロン陽極電流値:140mA,キャリヤーガス:アルゴン4.5<I>l</I>/min,分析線Al I 3961.53Åなどを決定した.本法による検量線は非常によい直線性を示し,これまでフレーム中で安定な酸化物を生成するなどの理由から炎光分光分析法では定量困難とされているアルミニウムを本法により精度よくかつ迅速に定量できた.本法による分析結果値は化学分析値とよく一致した.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
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