メチルキシレノールブルーを用いるビスマス(III)とトリウム(IV)の定量 : メチルキシレノールブルーを用いる研究(第2報)
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概要
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メチルキシレノールブルー(MXB)は酸性域でビスマス(III)と赤紫色キレートを,トリウム(IV)と塩化セチルピリジニウム(CPC)の共存下に青色キレートを生成するので,MXBを用いるビスマス(III),MXBとCPCを用いるトリウム(IV),およびビスマス(III)とトリウム(IV)の分離定量法について検討した.ビスマス(III)またはトリウム(IV)-MXBキレートの吸光度を585mμ,または580mμで測定することにより0〜20.0μg/m<I>l</I>ビスマス(III),0〜23.2μg/m<I>l</I>トリウム(IV)を吸光光度定量した.またビスマス(III)とトリウム(IV)の分離定量にはトリウム(IV)をフッ化ナトリウムでマスク後,580mμでビスマス(III)を吸光光度定量した.なお,鉄(III),アンチモン(III),銅(II),亜鉛(II),水銀(II),ビスマス(III),トリウム(IV)などの共存は,いずれもトリウム(IV)またはビスマス(III)の定量を妨害する.
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