ヨウ素溶液の標定用一次標準物質としてチオピリンの利用 : チオピラゾロン誘導体の分析化学的研究(第7報)
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概要
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Thiopyrine (1-phenyl-2, 3-dimethyl-3-pyrazolin-5-thione) reacts quantitatively with iodine by mole ratio 1:2 in NaHCO<SUB>3</SUB>-alkaline solution and forms 1-phenyl-2, 3-dimethyl-5-sulfinopyrazolium hydroxide anhydride inner salt. This reaction was applied to the standardization of iodine solution by visual titration with starch as an indicator. This method was comparable to the conventional arsenic trioxide standardization at 1035°C in both accuracy and precision, and the procedure is very simple. The gram equivalent of the reagent was 51.075 g.
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